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丸天星印 Jパネルは、
オンラインショップからご購入いただけます。

1820mm×910mm×30mm板 ¥9,000(税別)〜

床、壁、天井、家具に。万能材料。30ミリ厚丸天星印 Jパネル30

Jパネル30利用マニュアルを一挙公開!

東大で実験中の7倍耐力壁にも採用されています。
ビスの食い込みが深くなり、36ミリ板より、
水平構面の構造強度が増すことが分かりました。
Jパネル36mmとJパネル30mmの比較図
Jパネル30利用マニュアル
マニュアル概要
☆序文・不思議な板材・
☆たった6ミリ薄くなっただけじゃないか、という勿れ・
図説・Jパネルとは何か/Jパネル30とは?/用途/木質面材比較/Jパネルの規格・含水率・寸法精度と強度・VOC・断熱性能・吸放湿性能/Jパネルができるまで(誌上工場見学)/Jパネルの施行例/Jパネルの水平構面/施工方法/注意事項/資料/
☆木の乾燥について考える「木は、三度生きる。」

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例示 Jパネル30ミリ板でやれること。

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Jパネル30とは。

Jパネル30は、大井川、安倍川、天竜川流域の杉の挽き板を巾ハギして作られた単板を、木の繊維が直交するように重ねて接着した3層構造の面材です。これまでにない乾燥技術と接着技術により、天然の木材が持っていた反り、狂い、収縮といった悩みを解決し、板状や棒状だけでなく、大きな面として使えるようになりました。
強度も担保されていますので、インフィル材や造作材にとどまらず、耐力壁の部材(※現在試験中)や水平構面としても使用できます。工業製品としての品質や精度を持ちながら、天然素材としての木の風合いを残している素材です。

用途として。

☆表面は無垢のような表情、小口はクロスした積層面により個性的な表情をしています。
☆ラミナを含水率5%まで乾燥させているので、精度がよく、狂い、反りなどが発生しにくいです。
☆天然木材に近いので人にやさしく、加工が容易です。
☆定尺の面材なので、自由な加工性を持ち、さまざまなものに使えます。
間仕切り壁、パーテーション、天井材、床材、軒天材、家具、建具、階段、格子、カウンター、手摺、他。
より詳しい説明は、利用マニュアルをご覧ください。

Jパネル30図解

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施工事例

  • Jパネル家具
  • Jパネル階段
  • Jパネル壁・天井
  • Jパネル壁・天井
  • Jパネルテーブル
  • Jパネル軒天

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Jパネル30規格

品番 樹種 材面仕様 サイズ 重さ
厚さmm 幅mm 長さmm
C182A 片面化粧材 無し 30 910 1820 20kg
C182AA 両面化粧材 無し 30 910 1820 20kg
C200A 片面化粧材 無し 30 1000 2000 25kg
C200AA 両面化粧材 無し 30 1000 2000 25kg

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 不思議な板材

手の物語は、何故、丸天星印製Jパネルを選択したのか?

丸天星印(丸天星工業株式会社/代表・川村右介)のJパネルは、製品を左右する原木を厳選すると共に、製造時に含水率5%前後まで乾燥をはかることに大きな特長があります。この含水率は、かなり特殊なものです。あえて例を挙げるとすれば、昔の弁当箱の「曲げわっぱ」でしょうか?
「曲げわっぱ」は、スギやヒノキなどの薄板を曲げて作られた円筒形の木製の箱です。丸天星の工場がある大井川水系の材を用いて作られた、地元特産品の「井川メンパ」もその一つです。ご飯が傷みにくく、軽量で、こんなに薄いのに変形しないため、地元だけでなく、「お弁当は井川メンパでなければ」と、全国から注文が入っています。
「曲げわっぱ」は、独得の乾燥法が採られています。それは、冷水に漬けたあと、熱湯で一旦煮沸し、木の内部のリグニン(セルロースと並ぶ木材の主成分)を軟化させてから成形し、乾燥させるというものです。結合水が抜けると240℃以上で加熱しないとリグニンは軟化せず、したがって「曲げわっぱ」は変形しません。
Jパネルも、熱処理する段階でリグニンを軟化させ、徐々に結合水を抜いていきます。表面だけ高温乾燥させる他のやり方と、そこが異なります。巧みな熱処理を施し、内部割れを抑える点で、Jパネルと「曲げわっぱ」はそっくりです。
丸天星の工場は、独得の熱処理乾燥法を生み出したSドライの大石千壽氏が付ききりで指導にあたっており、板材に特有の、反り・狂い・収縮・経年変化が少なく、高い寸法精度(厚みと直角)が担保されています(構造材においては内部割れの抑止)。
Jパネルの表面は、天然の木の表情を有しています。乱尺の巾接ぎ材だけど、合板のように人工的でなく、かつ自然の木の風合いがあります。板材としての魅力を持ち、そして強度を要求される床や壁など、構造用面材としても有用です。それらを集中的に表現しているのが、小口に見られる三層濃淡です。この小口を見ると、工業製品の形態を持ちながら、自然素材としての良さを併せ持った、不思議な板材であることが分かります。深い洞察と工場のノウハウが生んだ稀有な技術といえましょう。
丸天星工業のJパネルは、知る人ぞ知る製品として評価を受けておりますが、同社は、技術が良ければ普及されると考えるきらいがあり、営業するでなく、宣伝することもなく、もったいないことに、折角の技術が広く伝えられてきませんでした。
今回、奇しくも「手の物語」にて取り扱わせていただく僥倖(ぎょうこう)を得ました。この機会に、多くの方にご利用戴きたく存じます。

その二 6ミリ薄いだけじゃないか、という勿(なか)れ

丸天星印のJパネルだけの30ミリ板

Jパネルは36ミリ厚のものが主流で、それより薄いものは試みられましたが、現在、市場に出ていません。Jパネルは、乾燥がものをいう世界です。乾燥が緩いと材の歩留まり率が悪くなり、三層がピタリと接着せず、反りが生じたりして修正挽きを必要とし、Jパネル特有の直角精度が出にくいのです。
無論、構造用面材として、36ミリの厚板の効用はあります。しかし、内装材や家具をシャープに仕上げたい場合には重さを感じさせ、何とか薄くならないものか、という要望が少なくありませんでした。構造用の床材に用いる場合にも、6ミリの違いは意外に大きく、持ち運び、施工難度に大きく影響します。
Jパネル36mmと30mmの比較
丸天星印の30ミリ板は、構造用面材としての認定を近々に取得の予定であり、また、現在東京大学で実験が進められている「7倍耐力壁」でも、30ミリ板を用いています。
当然、36ミリ板より薄いわけなので、床や階段板に用いる場合には注意が必要です。そのあたりは、このマニュアルに詳しく記載されていますので、お確かめの上、ご利用ください。
Jパネルは、構造的な有用性と共に、この材を用いて、インフィル(内装)のコア建材として、実に調法な素材であることです。
30ミリの薄さと、独得の表情を持つ、三層の小口の美しさに魅せられて、家具作家の小泉誠氏によるデザインをはじめ、すでに多くの実作が生まれています。当サイトでは、富山の古民家改修の建物のために作られた家具を型紙化してご紹介しています。デザインは、建築家河合俊和氏に依るもので、率直・明快な文机やベンチなどのデザインが、Jパネルならではの直角精度が生かされて表現されています。たった6mm薄くなったことが、この表現を生んだともいえます。
思えば、アルヴァ・アールトやチャームズ・イームズが、工業製品である成型合板材を用いて前世紀中頃に幾多の名作家具が作られ、イタリアではアンジェロ・マンジャロッティがプロダクトデザインの水路を開きました。河合俊和さんは、奇しくもマンジャロッティの直弟子でもあります。
新しい華が、Jパネル30ミリ板から続々と生まれることを願ってやみません。

第一回地域適性化

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