まちかどシート

工事現場を町のアートに変える

町角シート

「新建新聞社オンラインストア」にて販売中!

「住まいマガジンびお」の呼びかけによる、「町角にアートシートを!」キャンペーン が開始されました。手の物語は、ご賛同いただけるアーティスト・協力工場と共に、この取り組みを下支えし、実務面を担います。
現場シートを、現場「アート」に。施主も町の人もよろこぶ、建物からのご挨拶。

町にアートを掲げよう

現場シートは建物の顔

木の家を造る職人は、道具を手入れすることと、現場を掃除して帰ることを務めとします。それをモラルとし、ゆるがせにしないことが、良い仕事を生む基本だと身体に刷り込まれているからです。
建前(上棟)したら、落下防止などの安全性を考え、足場を組み、仮設シートを張り巡らせます。そして、ぴしっときれいに張られた仮設シートの上に、工務店名と、その工務店の特長を掲げた現場シートを貼ります。このシートは、工事期間中、ずっとその建物の顔になります。

続々登場、町角のアート

それなら、と私たちは考えました。現場は、およそ6ヶ月間、絵や写真などをシートに印刷して、「町角アート」として展覧してはどうか、と。
ささやかな試みでありますが、近所の人や前を通る人が思わず立ち止まって見上げ、つい嬉しくなったり、感興を誘われたりしたらいいのでは、と。
工務店は、このシートを「現場シート」と呼び習わしていますが、私たちはこれを「町角シート」と名づけました。あるアーティストはそれを「アートシートだね」と呼ばれました。多彩なアーティストの参画を得られ、およそ84枚にも及ぶ図画・写真などを生み出し、「住まいマガジン”びお”」にて公開、新建新聞社オンラインストアで販売されています。

建てた後にも楽しむアート

工務店や建築主は、それをご覧になられ、これから建てられる建物に用いてください。そして、仮設足場が撤去された後、建物の引渡しの時に、「町角シート」を建築主に引き渡していただき、建築主はそれを再利用してください。手の物語では、再利用のためのユニークな提案を行なってゆく予定です。

手軽にご購入いただけるように

手の物語は、アーティストから寄せられた図画・写真を、「町角シート」にレイアウトし、印刷のためのデータを作ります。大きさは、当面1800×1800mmのサイズとし、縁にロープを通すハトメと、強度を保つためのミシンによる縫製を四周に施し、この部分を額縁と見立てます。額縁の中に、工務店の名前を刷り込まず、「町角アート」に徹することを作り方の基本とします。

制作は、最新鋭の機械と印刷・縫製技術を持った協力工場に依頼し、ご発注からおよそ10営業日で仕上り、全国に発送されます。
4枚1組を1シリーズとして構成されますが、注文は1枚から可能です。

【工務店の方、設計者の方向けコンテンツ】