本染め『注染』日本手ぬぐい 単品

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本染め『注染』日本手ぬぐい単品  (tnt01)

販売価格(税別)
¥1,200

( 税込¥1,320 )

在庫状態 : 在庫有り

日本手ぬぐいの魅力

手元にある日本手ぬぐいに、こんな言葉が添えられています。

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日本手ぬぐいの活躍
首に巻いて、頭にかぶって、手をふいて、傷をしばって、ものを包んで、八面六び、一汗かいてすぐに首筋をふいておくと
歩く快適、汗で濡れた服は背中に一枚手ぬぐいを入れて湿気を吸い引きぬけば下着は早く乾く
尾道市国民健康保険 同公衆衛生推進協議会

日本手ぬぐいは、左右が切りっぱなしでほつれてくるから嫌だという方がいます。なぜ切りっぱなしで縫製をしないのか。
それは、手ぬぐいの利用方法の一つが「応急処置」でもあったからです。
左右が切りっぱなしだから、手で引き裂いて、包帯にしたり、下駄の鼻緒にしたり。生活の中で役立つツールでした。
下駄を履く機会こそ少なくなったものの、日本手ぬぐいの活躍の場は、まだまだたくさんあるはずです。

この夏、知り合いの工務店さんにいただいたのをきっかけに、ハンカチ代わりに日本手ぬぐいを持ち歩いてみました。実家の台所で、中華まんを蒸すときに手ぬぐいで包んでいたことを思い出し、そちらからもいくつか送ってもらいました。その手ぬぐいの一つが冒頭のものです。
ハンカチよりも水分を吸収する量が多く、裏返せば乾いた面が出てきて、思ったよりもかさばらず、私も愛用者の一人となりました。特に夏に持ち歩くにはオススメです。

裏表のない手ぬぐい

現在出回っている日本手ぬぐいには、大きく分けて2種類があります。
・プリント手ぬぐい
・本染め(注染)手ぬぐい
の2種類です。

・プリント手ぬぐい

インクジェットプリンタで、生地にインクを載せているタイプです。最大7色のインクを混色して、美しいフルカラーのデザインをプリントすることができます。データ通りにパキッと整然とした仕上がりになるため、「あたたかみ」には欠けています。
また、片面にプリントすると、裏側からは絵柄は見えません。手ぬぐいに裏と表ができます。

・本染め(注染)手ぬぐい
本染めは注染とも言われます。文字通り、染料を「注いで染め」ます。
何十枚かの手ぬぐいを重ね、その上から染料を注ぎ、手ぬぐいに染み込ませます。
同じ工程を裏側からも行い、文字通り「染め」ます。
プリントのパキッとした仕上がりに対し、エッジが柔らかく、温かみのある自然な印象の仕上がりとなります。
若干の染めムラが、手作り品の魅力を感じさせます。
元来日本人の価値観である、はんなりと柔らかい気質は、注染手ぬぐいの色味に具現化されていると、手の物語では考えています。

この、裏表のない注染の日本手ぬぐいを、工務店の心として、建築現場の近所へのご挨拶に利用されてはいかがでしょうか。
社名がプリントされているタオルでは、目立たないところで使うしかありませんが、この手ぬぐいが贈られれば、印象も大きく変わり、差別化にもなるというものです。

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染料を注ぐバランスで、にじみ具合が変わる。まさに職人技。

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干し場で自然乾燥される日本手ぬぐい。

手の物語オリジナル日本手拭い

ここでしか手に入らない、素敵な日本手ぬぐいをご用意。

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現代木版画家・たかだみつみさんに、三代目・歌川広重をモチーフに、デザインをつくっていただきました。
元絵:三代目歌川広重「東京名所八代洲町警視庁火消出初階子乗之図」

帯、袋の付いた状態でお届けいたします。
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作者紹介
たかだみつみさん

たかだ みつみ

新潟県長岡市生まれ。東京伝統木版画版元勤務を経て 現在、創作木版画家として活動中。また、イラストレーションやデザイン等も手掛ける。「身近なものを大切に愛おしんで丁寧に生きる。」をコンセプトに作品制作をしている。長岡造形大学 非常勤講師。『住まいマガジン”びお”』にて「里山の色」を連載中。

■送料
送料込みの価格となります。
※島嶼部は追加送料が必要となる場合があります。
※1枚単位でのご購入となります。16枚以上のご注文の場合は、よりお得な25枚セット商品をご利用ください。

■納期
在庫がある場合は、ご注文から3営業日程度で発送いたします。

■セット商品あります
お客様へのご挨拶用、25枚セット商品もご用意しております。

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