来る10月、手の物語プロデュースによるセミナーが東京にて開催されます。この秋はテーマを A・B・C の3つに分け、連続して学べる充実の内容。
今回はテーマCのご案内です。
その家は、その家の前を通る人のものでもある。
都市のコンクリート化がいっそう進み、それは都市郊外へと延長してスプロール化し、緑のデザインは切なさを増しています。
「その家は、その家の前を通る人の家でもある」という視座に立つことで生まれる緑のデザインを、今回は都市のど真ん中で実現した事例に学び、泉・田瀬講師の喋り尽くしにご期待ください。
泉 幸甫
泉幸甫建築研究所 代表
東京の閑静な土地に、集合住宅と緑の庭、池を持った作品「アパートメント鶉」をご案内いただきます。
田瀬 理夫
プランタゴ 代表
もはや政治的なマターとならざる得ない。
私たちはその土地土地の日常で「人と自然の関係の現実」という「庭」の中で、どうふるまっていくだろう?
建物見学と徹底座学
10月2日は、セミナー会場を、目白2丁目に建つApartment鶉へと移します。
Apartment鶉は、泉幸甫さんの設計により2002年に竣工し、建築時高い評価を受け、日本建築学会作品選奨を受賞した事例です。土地は、かつて「鶉山」と呼ばれていた場所で、泉さんは建物に〈じゅん〉という呼び名を振られました。
たくさんの木々とビオトープを配した都市アパートメントは、竣工から来年で20年。緑と池が土地と建物に馴染んできました。泉さんに案内、説明いただき、午前中いっぱい、この好例をじっくりと見学します。
午後は、ここからほど近い目白・自由学園明日館の大講堂に移し、「アクロス福岡」「味の素スタジアム」「地球のたまご」「里山住宅博」等の緑の計画で知られる田瀬 理夫(プランタゴ)さんによる集中講座を開きます。泉さんも加わっての講座によって、都市と郊外の緑計画を貫徹する理論と方法を、しっかり学べるセミナーとします。合わせて、小池一三が「里山住宅博」の開き方講座を受け持たせていただきます。
新しい時代を拓く秋のセミナー「木と太陽の設計術」
何が起こる、何が始まる。この秋は3つのテーマで連続セミナーへ。
来る10月、手の物語プロデュースによるセミナーが東京にて開催されます。
今回はテーマを A・B・C の3つに分け、連続して学べる充実の内容です。
◎開催日:10月1日(火)~10月2日(水)
◎開催地:東京
◎参加費:A・B・C 各7000円/人(税込・昼食各自)
総合ページのご案内はコチラ
他のテーマも詳しく知りたい ↓
・テーマA:中規模木造がおもしろい
・テーマB:人と自然をつなぐ建築の未来形
【注意事項】
・事前申込み。参加費の事前振込みが必要です。
・会場地図、詳しいプログラム、参加費ご入金先等は、参加お申込み確認後、Eメールにてご案内致します。
・定員に達し次第締め切らせていただきます。