外の寒さと太陽熱のエネルギー。
「快適」を振り返ってもらうためのお話。
実施した宣伝は、いつもと比べて小規模な内容だったにも関わらず、この日は朝から多くのお客様が来訪されました。いずれも育ち盛りのお子様と一緒です。その日の浜松は晴天でしたが、風が強く、体感的には結構寒い一日。訪れたお客様は一様に身を縮めていましたが、建物に導入されたびおソーラーが効いているためか、皆さんホッとした顔を浮かべていたのが印象的でした。空気集熱式ソーラーの事をご存知だと言うお客様の一人は、「他社と比較して、びおソーラーは手軽と聞いたので、話を伺いにきました」とのこと。ちなみに知識では空気集熱式ソーラーを知っているものの、実際に体験するのは今回が初めてなのだそうです。
お子様達までも真剣にプレゼンの画像を眺めている様子。説明の後で、建物内を元気に走り回ることになります。
開発者である手の物語の松原による座学がスタートしました。開発に至った経緯や、その仕組みや働き、ユーザーの体験談から快適と思う身体の仕組みまで、自然室温で暮らすことの良さについて、独特の語り口調で説明します。
びおソーラーの仕組みや効果の説明において、特に以下の三点が、お客様からの反響が高いものでした。
・びおソーラーの利用はエアコンと比べて、とても穏やかな室温環境にすることができる。
・”頭寒足熱”に基づいたコンセプトから、特に子供やお年寄りにとって優しい環境となる。
・長く使ってもらえるよう、ファンが故障した時のケアやメンテナンスが非常に容易で低コストで済む。
エアコンのような、固有の電気設備による室温管理が常識となっているからでしょうか。太陽、ひいては自然のエネルギーをシンプルな形で取り込む、という発想が新鮮だったらしく、皆様、興味深い面持ちで聞き入られていました。
住んでいるから知っている。
入政建築:新野社長からのヒトコト。
新野社長:びおソーラーの家に住んでいて、これは違うなと思うのは、まず朝寒くない。帰ると暖かいなと感じる。風呂場や手洗いも寒くなくて抵抗なく行けるのが良いですね。
またお客様にびおソーラーを薦めるという立場上、この建物では家の外側と内側(廊下部分)、あとびおソーラーが入っていない離れの部分の三カ所で温度の測定をしています。その様子はスマホでいつでも確認できるようにしているのですが、内側部分は平均して20℃くらいをキープしている。
やはり良いものだと感じ、お客様に薦めています。
自然を取り込むコトとエアコンとの違いは?
一通りの説明の後、お客様の一人から、こんな質問が寄せられました。
「考え方として、床下エアコンにも通じる話なのかな、と思うのですが、違いはありますか?」
確かに床下に暖気を入れる、という意味では一緒ですが、エアコン自体の機能を考えれば、また違うものという回答になります。
エアコンは室内の空気の温度を上げるシステムであるのに対し、びおソーラーは外の空気を太陽熱で暖めて室内に取り入れます。つまり、冬でも室内は暖かく、新鮮な空気を保っていられます。
また、やはり太陽による輻射の暖かさと、エアコンの暖かさはまた感触が違います。この違いは実際に体験してみると、すぐにわかります。
肌に感じる太陽の暖かさに思わず笑う。
自然エネルギーの「上質感」を体験。
太陽熱の感触を是非とも体験してもらいたい。
ということで、お客様全員に外に出ていただき、デモンストレーション用に運んできた集熱パネルから、太陽熱の暖かさを体感してもらいました。
そこそこ寒い日ではありますが、空はスッキリと晴れ渡ったまさにソーラー日和です。
パネルの直下に据えたファンボックスから、温められた空気を直に手で受けてもらうと、「あったかい!」の声が飛び出しました。
肌で感じた温もりがよほど意外だったのか、皆様いずれも感激を受けたようです。
入政建築様の見学会を終えて。
体験から想像が広がる「上質感」。
新野社長のお話しでは、見学に来られたお客様全員が満足されて帰られたとのこと。これから各お客様と家造りに向けて、じっくりとお話を進めてゆくことになります。「僕たちの家造りを知ってもらうには説明で共感を得ることも大事だけど、つくづく体感とか体験に因るところが大きいよね」というお話が印象に残りました。
” 百聞は一見に如かず ”。びおソーラー をスタンダードとしている工務店様では、住まい手の方に協力をお願いし、お客様にその良さを体感してもらっています。
コストや室温など、最初は数字で判断されてしまうお客様も、びおソーラーのある家に入るだけで納得される方が多いのだそうです。
手の物語では、インスタやFacebookにて全国・工務店の体験見学会を都度ご案内しています。
「ウチの近くだ」。
びおソーラーの暖かさを実感してみたいという方は、是非とも最寄りの体験会にお立ち寄りください。