びおソーラー

春と秋を延長して、自然室温で快適に暮らす。発電しないソーラーパネル。

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吾輩は猫である。家の者はゴロ太ゴロ太と呼ぶ。
縁側に、ゴロリと横たわり、喉をゴロゴロ鳴らしていたからだ。その家は、エアコンは回っていなかった。けれども日向にいれば、陶然とした気分に誘われた。

何でも、最近の研究によるとゴロゴロの周波数は二五ヘルツだとか。それが骨に刺激を与えて新陳代謝を促すそうだ。ゴロゴロに医学が乗り出すまでは、「猫には九つの命がある」という説が巾を利かせていた。「ロミオとジュリエット」に出てくる、「猫王どの、九つあるというおぬしの命をたった一つだけ所望したいが」というあれだ。

吾輩は、パウル・ライハウゼン博士の説を捨て難いと思うておる。ゴロゴロは、母猫の乳房からミルクを吸うときに始まり、大きくなっても、日向にいるとそれをつい思い出して喉を鳴らすという説だ。
夏には、緑風が部屋の中を抜けていた。

吾輩は、ゴロゴロしながら午睡に就いた。

涼しさや昼寝の貌に青松葉 漱石

「自然室温で暮らせる家」へ。より簡単に、より安く、よりピュアに。

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吾輩は、ムリをしない。
いつもホドホド、いつも自然体。

建築家の清家清さん(1918〜2005年)は、どんな温熱環境が理想かと聞かれ、「それはね、冷房していないと感じる冷房、暖房していると感じない暖房だよ」といわれました。
50年前までは、「自然室温で暮らせる家」は普通でした。「自然室温」は、エアコンなどにより加熱も冷却もしない状態をいいます。
びおソーラーは、広くエアコンが普及するエネルギー多消費時代に、太陽を取り込むことで「自然室温で暮らせる家」を実現しよう、という取り組みです。
システムは簡単、資材も工事費の負担も軽く、ムリなくやれるのが最大の特長。『ガマンの哲学』はやめてエアコンもかしこく利用。

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冬に半袖でいたり、夏にスウェーターを着込んだりして、それをオシャレだと勘違いしてるのがいる。
吾輩は、冬はお日様に向けて毛を広げ、
夏は、耳の裏側から熱を放ち、暑いときは、身体を舐めて水分を蒸発させて、温度を下げるのさ。

ヒトの変温動物化が進んでいる。「輻射暖房」なら、冬に20℃でも寒くない。

ヒトの身体の中心温度は、ほぼ37℃に保たれています。体温が一定なのは、食べ物などで体内につくり出されたエネルギーと、等しい量のエネルギーを放出しているからです。その放出は、放射・対流・伝導・蒸発によって行われます。
ヒトは、外気に触れるときだけでなく、家の中にいても、室内の環境と熱のやりとりをしています。
ヒトは寒ければ体内で熱をつくり、暑ければ体内の熱を放散して、体温を調節する機能を持っています。恒温動物といわれるユエンです。

近年、人工的な環境に身体が順応したため体温調節機能が退化し、ヒトの変温動物(魚類や爬虫類など)化が進んでいるとの指摘があります。夏場の運動時に子どもが変調を来したり、熱中症に罹りやすくなったのは、その影響です。
びおソーラーは、蓄熱と輻射(放射)、建物の断熱化によって得られる間接暖房法です。対流式のエアコンは、熱風を部屋に吹き出して暖房します。
熱風で自分の周囲の空間を暖めても、周壁(床・天井含む)温度が冷えていたら寒く感じます。
逆に、周壁温度が高ければ、窓を開けても、急に室温が低下することはなく、20℃でも寒く感じません。

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吾輩が知るところ、寒い国の猫は、耳が小さい。
耳に、血管が、密集しておるからね。

スウェーデンの建築家・都市計画家ラルフ・アースキン(Ralph Erskine)ストローム邸(建設地ストックホルム北緯59度20分)。屋根の上に取り付けられた反射板は、低い角度の太陽をルーフライトを通して入射される。北欧人にとって、冬の太陽はこんなにも恋しいものなのだ。
(ラルフ ・ アースキンの建築 人間性の追求 著/ピーター ・ コリーモァ、翻訳/北尾靖雅 ・ 玉田浩之 より)

日本の家は、この37年間で劇的に変化した。「太陽力」を活かして、さらに新次元へ。

日本の住宅に最初に「省エネ基準」が制定されたのは1980(昭和55)年です。グラスウールを壁体内に30ミリ、天井に40ミリ、ガラスは単板でした。
それから37年、壁・天井を断熱材で包むことで、日本の住宅性能は大きく変化しました。

びおソーラーが用いている熱の移送用ファンは50ワットに過ぎません。小さなエネルギーで、快適な室内気候を実現できるようになったのは、システム自体の工夫もありますが、住宅性能の高度化がものをいっています。
しかしながら、高断熱・高気密の家は、主として高緯度の国で発達した技術です。ロンドンもベルリンも北緯50度より北に位置します。パリ、札幌は北緯40度。仙台や東京や鹿児島は、カイロやロサンゼルスなどと同じ北緯30度。東京の緯度はアテネより南です。
日本は南北に長い国ですが、ほとんどの地域は中緯度に属し、太陽の恵みを活かせます。そこが北欧やドイツなどと根本的に異なるところです。
住宅性能の高度化が、自然を閉ざす方向に作用しがちなのを対し、びおソーラーは、太陽力を存分に引き出すことができる技術です。

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吾輩の毛が、夏と冬でモードを変えるのは、
体温調節のためさ。

最近、春や秋の「中間期」が短くなったといわれます。春の訪れが遅くなり、残暑は10月になっても続きます。
省エネ技術の多くは、寒い冬と過酷な夏を取り上げ、効果のほどを競いますが、本当に大切なのは、過ごしやすい「中間期」を伸ばすことです。
びおソーラーは中間期が長くなり、春と秋をいち早く招く季節の「先取り効果」があり、冬と夏の季節の導入期の「備え効果」が得られます。
高断熱・高気密住宅との融合効果は、真冬と真夏にも中間期のよさを実現することができることです。

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太陽力(熱)で暖められた空気が、室内に広がります。

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床下のコンクリートを利用して、太陽の熱を貯め込みます。

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宇宙からの放射冷却を活かします。

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自然の妙がうれしい、住まいを開く技術です。

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地球から見た太陽の高さは、秋分と春分を境にして、冬至には一番低く(日が短く)なり、夏至にはもっとも高く(日が長く)なります。建物の屋根や壁が受ける太陽熱の量も、季節によって変わります。そんな太陽を、どう捉えるか。びおソーラーの家は「太陽と対話する家」です。

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吾輩の飼い主が、
びおソーラーに決めたそうだ。

びおソーラーは、こんな猫とその家族に選ばれたい。

びおソーラーは、取り付け簡単、入手しやすい市販品でメンテナンス。

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これまで屋根面下に設置されていた棟ダクトを集熱ダクトに内蔵。置き式なのでパネルを連結させるだけ。ダクト貫通穴は1ヶ所のみ。集熱性能は、単位面積当り世界一。ガラスが破損しても取換え可能です。

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温度スイッチ
運転切り替えは1千万回の使用に耐えられる特注品バイメタルスイッチを採用。故障が多い温度センサーや、短サイクル製品のマイコンスイッチは使いません。単純な要求に応える方が長持ちします。

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ソーラーファンボックス
屋根の熱を床下に運ぶのは50ワット(標準品)のファンボックス。
動力は、静かで送風能力の高いシロッコファンを採用。丈夫な機械だけど、壊れたら百年後も入手可能といわれる市販品を利用します。

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夏と冬の切り換え
夏と冬のモードの転換のためのスイッチ切り換えは、住まい手が行います。冬は室温が冷えてきたら、夏は暑くなったら切り換えます。
電灯のスイッチを押すのと一緒で、簡単に切り換えられます。

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